ステイホームなのに仕事に集中できない理由とは?
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、在宅勤務を推奨する動きが続いています。健康や経済の先行きへの不安はありますが、おかげで通勤の必要がなくなり、「自分のために自由に使える時間が増えた」と喜んでいる人もいるのではないでしょうか。
TOEICや資格試験などの勉強をしている方にとって、より多くの勉強時間が捻出できるようになったのはありがたいことです。試験日はあらかじめ決まっているわけですから、それまでにより多くの時間を勉強に費やせるようになったことは、心にもかなりゆとりをもたらしてくれるのではないかと思います。
ところが、せっかく自由な時間が増えているのに、それを生かし切れず、「思ったように勉強がはかどらない」と悩んでいる人もいるようです。
常に上司や同僚の視線を浴びながら働くオフィスと違い、在宅勤務では、ついだらだらとしたり、余計な仕事をしてしまったりと、無駄な時間を費やしがちです。その結果、勉強や自己研鑽のための時間が奪われ、十分な準備を済ませないうちに試験日までのタイムリミットが迫ってしまうのです。
ステイホームという“働き方”がニューノーマル(新しい日常)となった今、自分を伸ばすためには、これまで以上にしっかりとした時間管理が求められるようになりました。これは、自宅に居ながら仕事の成果や成績を上げるためにも不可欠だといえます。