伸び悩みは誰にでもやってくる
止まって見えても続けることで力がつく!
勉強やスポーツなどの自己研鑽につきものなのが“伸び悩み”です。
学び始めのころは、ゼロからスタートするので新しい知識がどんどん身につき、成長を実感するものですが、一定のレベルに達すると、さらに上げるのが難しくなって、成長が止まってしまいます。
これは、自転車で坂道を上るのとよく似ています。最初は平たんな道なので、ペダルは軽く、自転車はすいすいと進みますが、傾斜がつくにつれてペダルは重くなり、やがて足が止まってしまいます。
自転車をこぐのと同じように、勉強やスポーツもレベルが上がるに従って、次のレベルに達するには、より大きな“筋力”が要求されるようになります。
“筋力”がつくまでには時間がかかるので、しばらくは同じ場所で足踏みしてしまいます。これが“伸び悩み”なのです。
非常に苦しい状況ですが、ここで思いっきりペダルをこぎ、“筋力”を十分に蓄えれば、ある日、一気に坂を駆け上がれるようになります。一見、立ち止まっているように見えても、次なる成長のための底力は着実についているのです。
勉強やスポーツの道は平たんではありませんから、“伸び悩み”の時期は誰にでも訪れます。そこを乗り越えられるかどうかが、伸びる人と伸びない人の分かれ道になるわけです。