「暗黙知」が、仕事の時間を充実させる!?
皆さんは1日にどれくらい仕事をしていますか?例えば8時間働いている方は、1日の3分の1を仕事に費やしていることになります。いつも前向きに仕事に取り組んでいる方もいれば、どうしても仕事の時間をネガティブに捉えてしまう方もいるでしょう。仕事への向き合い方はさまざまですが、同じ時間を過ごすのであれば、なるべく楽しみたいもの。今回は仕事の時間を有意義にするコツをお伝えします。
新人の頃はあまり興味を持てなかった仕事でも、続けているうちにやりがいや楽しさを見出せるようになったという方も多いのではないでしょうか。それは“スキル”が身に付き、できることが増えたからです。新人のときは、任された仕事を正しく遂行することや与えられた目標をこなすことで手いっぱいかもしれませんが、次第に物事を多角的に見る視点や新たな知識が身に付き、自身の成長が実感できて、喜びや楽しさにつながります。
企画や経理、営業、制作など、どんな業務でも、仕事を楽しむためには、ある程度スキルを身に付けなければなりません。例えば、資料作成や顧客との何気ない会話でも、簡単に言語化できない、個人の経験に基づく知識、すなわち「暗黙知」がなければ、うまくこなすことは難しいでしょう。言い換えれば、暗黙知が身に付くと、仕事がうまくこなせるようになり、やりがいや楽しさを感じられるようになるはずです。