思い出の一瞬を、
すぐお届けしたい。
先生とカメラマンの
想いから
生まれたサービス。

学校や幼稚園・保育園での行事写真を、自宅や職場にいながらインターネットで閲覧・購入できる学校写真販売システム、それが、富士フイルムが2013年よりサービス提供を開始した「フジフイルムスクールフォト」です。写真館店主など地域の事業者が撮影・販売するという従来のスタイルを残したまま、撮影販売側、間に立つ先生、購入側である保護者、三者のコスト削減・快適性向上を実現したその仕組みについてお話しましょう。
実は学校写真の撮影販売は、地域の事業者にとってとても手間のかかる作業でした。というのも、撮影した写真のプリントから校内への掲示、一家庭ごとの代金の回収と過不足があった場合の対応など、撮影後、納品するまでにたくさんの作業があるのです。同様に、事業者と家庭の橋渡しをする先生方の負担も、小さなものではありませんでした。「フジフイルムスクールフォト」は、閲覧から決済までをインターネット上で完結させることでこれらの作業のほぼすべてをカット。事業者は撮影にリソースを集中できるようになり、先生方は業務の負荷を軽減することができるのです。そう、これはまさに教育現場の「働き方改革」を実現するサービスとも言えるのです。
一方で、現在は共稼ぎ世代が増え、行事のたびに保護者が決められた日時に学校や園に出向くことは簡単ではなくなっています。インターネット環境さえあれば、好きな時間にゆっくりと写真を選べるようになったことは、仕事に家事に忙しい子育て世代にとっても、とても大きなメリットなのです。

■「フジフイルムスクールフォト」の仕組み

とは言え、このような学校写真販売システムは、「フジフイルムスクールフォト」以外にも多数存在しています。その中で富士フイルムが選ばれる理由――それは、長年培ってきた「美しい写真」を作り上げる技術力にほかなりません。
「イメージインテリジェンス」は、フィルムカメラの時代から研究を重ねてきた写真についての知見を活用し、アップロードされた写真をすべて適正な色調に自動補正する技術です。遠足や運動会などの屋外行事においては、刻々と変化する日差しなどにより、写真の明るさもバラバラになりがちです。また、照明の当たり方などにより同様の現象が起きてしまうのは、屋内行事も同様。「大切な思い出はきれいに残してあげたい」「でも1,000枚単位の写真を1枚ずつ補正するのは時間とコストがかかる」。「イメージインテリジェンス」により、こういった事業者のジレンマが解決し、保護者はきれいな写真で思い出を残すことができるようになります。
また、「顔認識 写真自動セレクト」は時間のない保護者にやさしい機能です。富士フイルム独自の画像処理技術「イメージオーガナイザー」が、わが子の写真を自動で選別してくれるため、大量の写真とにらめっこする必要がなくなります。わが子の写真を見つけられずに買いもらす、なんていうこともなくなるでしょう。

また、他のフォトサービスとの連携が充実しているのも富士フイルムならでは。「フジフイルムスクールフォト」を通じて購入した写真は、マイアルバムとして履歴に残るため、その中にある写真を選んで再編集することで、フォトブックやカレンダー、DVDなど、お子さまの思い出をさまざまな形で楽しむことができるのです。自分で撮影した写真データをアップロードすることもできるため、編集の自由度がとても高く、オリジナリティのあるグッズをつくることもできます。撮影事業者にとっては、過去の写真データを活用した新たなビジネスチャンスの創出にもつながり、学校写真販売を通じた地域ビジネスの活性化も期待することができます。
サービス提供開始から4年半が経ち、幼稚園・保育園を中心に約2,000の施設事業者に利用されている「フジフイルムスクールフォト」ですが、実は学校写真だけでなく、他でも活用できるシーンがたくさんあります。たとえば、一般企業が社内広報物用に撮影した写真を単品販売するために利用することなども可能。分野を問わずたくさんの方に、さまざまなスタイルで使っていただけるサービス、それが「フジフイルムスクールフォト」なのです。

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