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What's this?

1021バイト時代の救世主が
「テープ」ってホント?

「このデータ、今は使わないけど
捨てたくない……」。
誰もが経験したことのある悩みです。
これに応えるアイテムとして
脚光を浴びているのが、「磁気テープ」。
名前を聞くとちょっと古い印象だけれど、
実はデジタル時代に不可欠なアイテムなのです。
磁気テープだけが持つ強みをフルに活用した
富士フイルムならではの
ソリューションをご紹介します。

「コールドデータも資産だ」
その発想が出発点。

IDC調査レポートによると、2025年には163ゼタバイト(ZB)のデータが生成される、といわれています。1ゼタバイトは1021バイト。なじみのある単位に換算すると、1ゼタバイト(ZB)=10億テラバイト(TB)=1兆ギガバイト(GB)となります。まさに現代社会は、人間の想像を超えた桁違いのデータ量が行き交う世界なのです。
2000年代に入って企業や研究機関の頭を悩ませるようになったのが、このような大量のデータの管理や保管方法。特に欧米では「情報=資産」という発想が日本以上に強く、当面は活用されない「コールドデータ」と呼ばれるデータも、いざというときすぐ使えるように安全に保管しておきたい、というニーズが高まっていました。こうした声に応えたのが、富士フイルム。データを長期にわたって保存する「磁気テープ」を製造する世界トップクラスのメーカーとして、画期的なソリューションを開発したのです。それが、データアーカイブソリューション「dternity(ディターニティ)」です。
まず初めに発表されたのが、お客さまのデジタルデータを丸ごとお預かりし、長期間にわたって富士フイルムが保管する「ディターニティ オフサイト アーカイブ」です。このサービスは、幅広い業界、分野、例えば大量の映像・資料を有している映画会社やテレビ番組制作会社などのコンテンツや、製造業の研究・設計データなど、将来にわたり、安心・安全・低コストに長期保管が求められるデータのアーカイブに利用いただいております。
次に登場したのが、「ディターニティ オンサイト アーカイブ」。セキュリティポリシー上、社外にデータを持ち出すことができないお客さまに対し、アーカイブストレージシステムを提供しています。

■急増するデジタルデータの予測推移

磁気テープだからこそ、
経済的で安心。

「ディターニティ オンサイト アーカイブ」は、富士フイルムが長年研究してきた磁気テープを用いたソリューションです。「磁気テープ? 昔っぽいけど大丈夫?」――そんな不安を持たれる方、ご安心ください。富士フイルムの磁気テープは「バリウムフェライト磁性体」という特別な素材を用いているため、劣化の主要因となる酸化が起きず、30年以上にわたって保管ができるのです。この素材のテープは、かつて主流だったメタル磁性体のテープに比べ、記録密度が大幅に向上しているのも特長。現在販売している最新の磁気テープは、手の平サイズでありながら、非圧縮時6.0テラバイトという大容量を誇ります。これはなんと、毎日デジカメで10枚写真を撮ったとして、80年分記録できるほどの量。
また、ハードディスクの場合は、データの読み書きをしていなくても常に稼働させておく必要があるため、電力と冷却コストが多くかかりますが、磁気テープはデータの読み書きをする時だけ稼働するため、これらのコストを大幅に節約することができます。さらに磁気テープを装置から取り出してオフラインで管理すれば、システム障害やウイルスによるデータの破損も回避可能。このように磁気テープは、経済的にもセキュリティ的にも、とても利用価値の高い媒体なのです。

どんな人でもデータを
手軽に活用できるように。

「ディターニティ オンサイト アーカイブ」の二つめの特長は、磁気テープとハードディスクの二つを組み合わせたハイブリッド型のソリューションであることです。導入前にデータの利用状況を分析、利用頻度の高いデータはアクセス性の良いハードディスクに残し、コールドデータは磁気テープにだけ保管します。このようにデータの利用頻度に応じて保存先を分けることで、磁気テープとハードディスクの夫々のメリットを活かし、コストとパフォーマンスを最適化することができます。
もう一つの特長が、LTFSというフォーマットを採用し、Windowsエクスプローラなどのインターフェースを利用してテープ上のデータファイルを操作できるようになったことです。従来のバックアップを主体とするテープ技術では、テープに書かれたデータは復元する操作(リストア)をしないとアクセスできませんでしたが、このLTFSフォーマットでは、磁気テープ上のデータであってもハードディスク同様に閲覧でき、ドラッグ&ドロップだけで必要なデータを簡単に取り出すことができるのです。
「データは、資産」。その発想は着実に日本にも根付いてきています。捨てるに捨てられず、ずさんに管理されていたコールドデータも、発想次第ではビジネスチャンスを広げる起爆剤になるかもしれません。その日が来るまでデータという資産を大切に保管するのが、富士フイルムのディターニティ オンサイト アーカイブなのです。

「ディターニティ オンサイト アーカイブ」に関する情報はこちら

■ディターニティ オンサイト アーカイブのシステム構成

【取材協力/富士フイルム株式会社 記録メディア事業部】

記事公開:2018年2月