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What's this?

近未来の物流が、すぐそこまで!
富士フイルムグループを支える
ハイテクロジスティックス集団。

私たちが製造した製品を
お客さまにご利用いただくには、
確実・安全に輸送されることが大前提です。
そこで今回は、縁の下の力持ちとして
富士フイルムを支える物流システムをご紹介。
モノ、そして何より信頼を
お届けしているヒミツにフォーカスします。

倉庫もトラックも持たない
ちょっと不思議な物流会社

富士フイルムでは現在、フィルムから記録メディア、医療機器、印刷関連製品、コンシューマー向け製品まで、膨大な数の製品を販売しています。では、これらの製品の物流を、一体何社でコントロールしているか、想像できますか? 5社、10社、20社……。いいえ、実はなんとたった1社。しかもその上、富士ゼロックスが販売するオフィス用コピー機の配送まで、その1社が担っていると聞いたら、きっと誰もが驚くことでしょう。想像を遥かに超える業務を担っているのが、「富士フイルムロジスティックス株式会社(以下FFL)」です。2003年に誕生したFFLは、富士フイルムグループの物流業務の司令塔として、多くのパートナー企業と連携しながら製造拠点から別の製造拠点や倉庫に、時にはエンドユーザーの元へ製品やパーツなどをお届けしています。
FFLの最大の特徴は、物流事業を担っているにも関わらず倉庫もトラックも保有していないノンアセットのビジネススタイルを貫いていること。荷主であるグループ会社(1st Party)と倉庫会社や運送会社などのパートナー企業(2nd Party)の間に立ち、最適な物流プランを設計し、指示を出す第三者(3rd Party Logistics:3PL)として、機能しているのです。 「ノンアセット型3PL」企業として、富士フイルムグループの物流を丸ごと支える。ではこれにより、どのようなメリットが生まれているのでしょうか。

FFLだから生み出せる
多くのメリット

1つ目が自由自在に物流プランを立てられること。自社で倉庫やトラックを保有していれば、当然ながら物流プランの策定はそれらの資産を活用することが前提になります。しかしノンアセット型3PLならこうした制約がなく、グループ会社のニーズにマッチするパートナー企業を選定しながら、最適な物流プランを提案することができるのです。
2つ目が「共配」です。これまで富士ゼロックスのコピー機をオフィスへ運んでいた車輌に、近隣の病院に納品する医薬機器も載せて運ぶことで、効率化とコストダウン化が図れるようになりました。一見すると簡単そうですが、これが実現できるのは、納品数から日時や場所まで、あらゆる製品の物流情報を一元管理してマッチングさせるシステムを持っているから。FFLだからできる極めて高度な組み合わせなのです。
3つ目が、FFLが存在することでパートナー企業と、よりWin-Winな関係を構築できることです。例えばグループ会社が単独でパートナー企業に製品輸送を依頼した場合、交渉のテーブルに置かれるカードが乏しく、両社の歩み寄りが困難なことも。一方、FFLであれば複数の製品をまとめて依頼することが可能となります。パートナー企業へのメリットも提示することができるため、双方納得のいく内容で契約ができるのです。

■アセット型とノンアセット型の比較

事業拡大に伴い、
物流現場も変えていく

富士フイルムグループの事業拡大に対応するため、FFLはさまざまな取り組みを推進しています。その1つが、富士ゼロックスの消耗品の配送業務で導入した、ICT端末「GENESIS」です。この端末は積込み、荷下ろし検品、お届け先へのナビゲーションなどの多彩な機能を搭載しており、ドライバーの作業性向上に一役買っています。さらには学習機能が搭載されているため、使えば使うほど、業務の効率化が図れるようになります。このほかにも、作業者の負担を軽減するパワードスーツ、ピッキングや荷物の上げ下げを無人で行うロボットなど、近未来的な物流マシンの実用化に向けた取り組みを進めており、より精度が高く、かつ従業員も負担が軽減できる仕組みを作り上げつつあります。
また、物流加工業務にも力を入れています。付属品の取り付けやソフトウェアの組み込み作業などを、グループ会社に代わってFFLが請け負うことで、納品先での作業軽減などにつなげる取り組みを始めています。さらに、より安全に製品を運び、かつスムーズに開梱できる梱包材の設計に携わったりと、製品をお届けするお客さまと、荷主である富士フイルムグループ各社にとって「痒いところに手が届く」提案をしています。
縁の下の力持ちとして富士フイルムグループを支える、FFL。欲しい時に欲しい数の製品を安全にお届けすることで、グループ会社はもちろん、最終的には製品をご利用いただくお客さまのビジネスの安定的な成長に貢献しています。さらには戦略的なコストダウンにより、研究開発やお客さまサポートなど、製品価値を高めるための事業活動にも力を入れていくことができるようになります。
製品が予定通り、万全な状態で納品される。あたりまえのことで、普段はあまり気づかれないけれど、富士フイルムグループのイノベーションを支えているのが、製品だけでなく、「信頼」もお届けするFFLの物流業務なのです。

「富士フイルムロジスティックス株式会社」に関する情報はこちら

■FFLのIoT活用への取り組み例

配送業務の効率化を実現したICT端末「GENESIS」
ピッキングや荷物の上げ下げを無人で行うロボット

【取材協力/富士フイルムロジスティックス株式会社】

記事公開:2018年5月