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What's this?

馬にもサプリを!
富士フイルムの新たな挑戦。

実は、競走馬をはじめとするお馬さんにとっても、
腸内環境を整えることはとても大切なんです。
馬の腸内環境をサポートする「ピュア サラシア」は、
業界のプロの方々から注目いただいている馬用サプリです!
なぜ富士フイルムが? という方が多いと思いますが、
私たちの技術の“血統(ルーツ)”をたどれば、
創業以来のコア技術がつまっているんです!

糖の吸収を抑えるだけじゃない!
腸内環境も整える天然成分「サラシア」

競走馬をはじめとする馬は、とてもデリケート。消化器疾患が多く、ストレスで胃腸の不調や病気になりやすいと、一般的に言われていることをご存じでしょうか。そこで富士フイルムが2018年5月に発売したのが、馬の腸内環境をサポートするサプリメント「ピュア サラシア」です。馬用サプリは国産のものが少ない中、馬用としての確かなエビデンスを持って登場し、業界からの注目を集めているんです!
「ピュア サラシア」の“血統(ルーツ)”は、富士フイルムが写真事業で培った「ピュア化の技術(精製技術)」です。光の情報を記録する銀塩写真フィルムは不純物に影響されやすいためキレイな画像を得るためには使用する原料の不純物を徹底的に除去してピュアにする必要がありました。富士フイルムではこうした技術やナノ技術を転用し、化粧品や、サプリの市場に参入しました。

2007年には、糖質の吸収を阻害すると言われている植物「サラシア」から抽出したエキスを配合したサプリメント「メタバリア」を発売。その後、サラシアに関する研究を重ね、「サラシア由来サラシノール」には、身体にとって有用な働きをするいわゆる「善玉菌」のひとつであるビフィズス菌を増やし、腸内環境を整える機能があることも発見しました。
大腸に棲む菌のバランスを良くし、腸内環境を整える方法には、腸内で生きる善玉菌を外から摂る方法と、善玉菌の栄養となるオリゴ糖を摂る方法の2つがあります。しかし、接種した善玉菌やオリゴ糖は、胃や小腸で分解されてしまうことも。そこで第3の方法として注目されるのが、「サラシア」のように、糖質の分解・吸収を抑え、腸内に残った糖を大腸まで届けることで、善玉菌を増やすアプローチです。これを動物にも応用できるのでは?と私たちは考えたのです。

馬用サプリメント「Pure Salacia(ピュア サラシア)」

馬のプロの意見をいただき
エビデンスを得ながらサプリを開発

サラシアを配合した馬用サプリ「ピュア サラシア」には、富士フイルムの“ものづくりのDNA”が生きています。富士フイルムが「馬」という新たな市場に参入できたのは、私たちの製品開発が、常に科学的なデータ(エビデンス)に基づいて進められているためです。馬のケアには獣医師などが常に健康状態をチェックしており、「ピュア サラシア」の開発品を試してもらうことで、馬のコンディションの変化をプロの目線から評価できます。こうして、馬にかかわる獣医師、調教師、厩舎のスタッフなど多くの方々の協力を得ながら「ピュア サラシア」の効果を調査しました。
様々な試験の結果、サラシアは馬の腸内の善玉菌である乳酸菌を増やし、腸内環境を改善することがわかりました! さらに、食物繊維を分解してエネルギーに変える作用を持つ菌を含むファーミキューテスというグループの菌が増えることも判明しました。

■馬の体内における「サラシア」の働き

プロの眼でフィールドテストを実施し、
多くの馬で効果を確認!

フィールドテスト(現場での評価)の結果、厩舎や牧場関係者の方々から、「ピュアサ ラシア」を摂取している多くの馬で、便や毛艶の状態が良くなったという報告が寄せられ、2018年春の発売以降、すでに多くの方々にリピートしていただいています。「馬の体調が安定してしっかりトレーニングできるようになった」などの感謝の言葉をいただき、開発チームの士気はさらに高まっています。ここに至るまでには、馬が嫌う「苦味」成分をなくす、水に溶けるようにして仔馬にも与えやすくするなどの工夫を重ね、馬にとっての「食べやすさ」も追求しました。
競走馬は、人間ならトップアスリート、車ならF1です。常に限界に挑み続ける過酷な環境で生きる競走馬の健康に貢献できるなら、「ピュアサ ラシア」で培った技術は、幅広く馬に役立つのではないかと考えています。診断や治療に比べると、健康を維持増進する分野は、開拓の余地が大きいと開発チームは考えています。まず、目指すのは競走馬用サプリのNo.1ブランドです。

馬用サプリメント「Pure Salacia (ピュア サラシア)」に関する情報はこちら

「ピュア サラシア」は馬に摂取させるにあたり、馬が嫌いな「苦味」をなくすなど、多くの配慮を行い開発されています。

【取材協力/株式会社富士フイルム ヘルスケア ラボラトリー マテリアル事業部/富士フイルム株式会社 高機能材料開発本部】

記事公開:2018年9月
情報は公開時点のものです