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What's this?

AI/IoT時代の新たな難問、
大容量データ保管。
立ち向かう武器は、
クラウド×磁気テープの
最強タッグ!?

今、あなたの会社にあるデータは、ため続けるほど
将来のビジネスを拡大させる「宝の山」かもしれません。
データ活用のインフラが驚くほど進化しているからです。
「でも増えるばかりで保管コストはどうなるの?」
そんな声に応えるのが「FUJIFILMオブジェクト アーカイブ」。
今注目のオブジェクトストレージと磁気テープの連携で、
理想のデータ保管を実現します。

実はあなたも活用している!?
オブジェクトストレージとは

「FUJIFILM オブジェクト アーカイブ」は、オブジェクトストレージと磁気テープという、データ活用時代の2つの武器を簡単に連携させる画期的なソフトウエアです。その実力をご紹介する前に、オブジェクトストレージについて説明しましょう。

言葉としてはまだなじみがないかもしれませんが、実は私たちが普段、動画や画像で近況をシェアしているSNSや、ビジネスでファイル共有・保管などに活用している、GoogleやMicrosoftをはじめとするクラウドサービスでは欠かせないものになっています。オブジェクトストレージは、こうしたサービスでアップされる大量のデータの保管で大いに活用されているストレージ形式なのです。

従来の一般的なデータ保管で使われるファイルストレージでは、ディレクトリ形式という階層的なツリー構造によりデータを分類・管理しています。それぞれのデータは「ディレクトリ+ファイル名」で管理され、データを見つけたい時には、階層を上から順番にたどらなければなりません。また、ファイルストレージは、ファイルを増やせる量に制約があるなど、大容量化するデータに合わせて自由に拡張できないという問題もあります。そこで注目されたのが、データを「オブジェクト」単位で保存するオブジェクトストレージです。

階層構造をもたずに、データを単一のフラットな空間に「オブジェクト」として保存するオブジェクトストレージは、データの量に制約がなく、ハードウエアの増設だけで簡単に容量を拡張できます。一つのデータに一つのIDを付与して識別するシンプルな管理方法で、なおかつデータにメタ情報も自由に付与してタグ付けできるため、格納する場所が変わっても簡単に呼び出せることも大きなメリットです。

ファイルストレージとオブジェクトストレージの違い

予想外のコスト増に見舞われる
クラウドストレージの落とし穴

近年、増え続けるデータの管理効率化のために、多くの企業がパブリッククラウドのオブジェクトストレージ活用を拡大しています。確かにクラウドにデータを預ければ、自社でストレージを持つ必要がないうえに容量の拡張も簡単です。

しかし、こうしたパブリッククラウドでのデータ保管に依存すると、「クラウドロックイン」という落とし穴があります。サービス形態によって、データを出し入れするたびに従量課金されるのです。昨今、「大容量データの保管、ダウンロードに予想以上のコストがかかる」と、パブリッククラウドの課題を認識する企業も増えています。

また、企業が保有するデータの8割はアクセス頻度が低い「コールドデータ」といわれています。しかし、製造や開発の現場で日々生成されるIoTデータや、お客さまが使うデバイスの大量のログデータといった、すぐには使わない膨大なコールドデータも、将来的に生産自動化やサービスのアプリケーション開発などに活用することで、企業価値が高められる可能性が広がっています。しかしこうしたデータをパブリッククラウドに預けると、活用する際の出し入れに大きなコストがかかる可能性があるのです。

さらに、法律上長期保管が求められる文書データや、品質保証、研究開発や知的財産に関わるデータも年々増えているコールドデータですが、これらは流出や改ざんから守らなければならない大切なもの。パブリッククラウドには置けないと考える企業も多いでしょう。

こうした大容量データを自社環境で低コストかつ安全に長期保管するストレージとして、世界的に注目されているのが磁気テープです。というのも、磁気テープは容量当たりの単価が安く、通電も不要なのでほとんど電力を消費しません。また、オフラインで保管できるため、サイバー攻撃やシステム障害の影響も受けにくいのが大きなメリットです。 信頼性も20世紀の磁気テープからは考えられないほど進化しており、ハードディスクと比べて故障率が圧倒的に低いうえ、磁気テープ製造の技術開発により、50年※1という長期間データを安定して記録し続けることができます。

※1 JEITAテープストレージ委員会 加速度試験による

クラウドと磁気テープの連携が
低コストで自由なデータ保管を実現

また、なんとなく「読み出しが遅い」と思われがちな磁気テープですが、最新の磁気テープ「LTO8」はHDDに比べ読み出しが20%以上も高速なのです。ビッグデータ活用で期待されているゆえんです。

さらに、GoogleやMicrosoftといった企業が信頼し、活用している大きな理由の一つが将来性の高さです。2020年、富士フイルムとIBMの共同開発により、新たに580TB/巻まで大容量化する技術が実現。実用化の見通しも立っている状況です。データがペタバイト単位に増えても心配ありません。

テープシステムとディスクシステムのトータルコストの比較
年間56TBずつ容量増加、5年間で280TBのシステムを構築した場合、容量増設に掛かるファシリティコスト、電気代、ハードウエア代のトータルコストをテープシステムとディスクシステムで比較(データ:富士通)

そこで、世界的に期待を集めているのが、この磁気テープとオブジェクトストレージの最強タッグ。「FUJIFILM オブジェクト アーカイブ」は、磁気テープとオブジェクトストレージを連携するソフトウエアです。

このソフトウエアは、データのやり取りの仕組みとして業界標準になっているAmazon S3互換API※2を実装。パブリッククラウドなどのオブジェクトストレージやアプリケーションと、磁気テープとのシームレスな連携を可能にします。これにより、データの用途や活用頻度に合わせて、パブリッククラウドや磁気テープを自由に使い分け、それぞれのストレージのメリットを最大限に生かした効率的かつ安全なデータ保管が可能になります。

FUJIFILM オブジェクト アーカイブの仕組み

例えば社内の大切なデータやコールドデータ、クラウドに上げていたデータのコピーなどを、磁気テープで低コストかつ安全に保管できます。社内外に分散していたデータを集めて活用するための「データレイク」としての役割を磁気テープが担うこともでき、データのサイロ化防止も期待できます。

データ量が加速度的に伸びる中、大容量データの長期保管や将来の活用を考えるすべての業界の皆さんにとって、「FUJIFILM オブジェクト アーカイブ」は理想的なソリューションになるはずです。現在特に活用が期待されている業界には、大量のデータ分析が必要な製造業界、ヘルスケア業界、学術機関や、映像データ等を扱うエンターテインメント業界やゲーム業界などが挙げられます。急激なデータ増大で慌てる前に、ぜひ一度ご相談ください。

※2 APIとはApplication Program Interfaceの略。プログラム同士がデータをやり取りするための仕組みのこと。


【取材協力/富士フイルム株式会社 記録メディア事業部】

記事公開:2021年1月