内容がスッと伝わるメールを組み立てる7つの構成要素
前回、メールのビジュアルの重要性について解説しましたが、ビジュアルを整えるためには構成要素を意識して書くことが大切です。
メールの構成要素とは、以下の7つです。
(1)宛名
(2)あいさつ
(3)名乗り
(4)要旨
(5)詳細
(6)結び
(7)署名
これら7つのうち、「要旨」「詳細」はメールの内容によって毎回変わりますが、残りの5つは定型をアレンジするだけでOKです。仕事が速い人はこれを理解し、メールを書くときに時間をかける箇所を決めています。そうすることで、目的が確実に伝わる読みやすいメールをスピーディーに作成し、結果的に仕事を速く回すことができているのです。
一方、メールに苦手意識を持っている人の大半は、考える必要のない定型の部分で悩み、メール作成に多くの時間を費やしています。その時間を他の業務に使うことができたと考えると、非常にもったいないことです。