メールの返信が遅ければ
「仕事ができない人」と評価される!?
メールは自分の好きな時間に送り、都合の良い時間に読めるのが利点のツールです。しかし、ビジネスメールにおいては、メールを送る“タイミング”も重要になります。私がそのことに気づいたのは、ある人のメールを添削したことがきっかけでした。その人のメールは内容やビジュアルなどは満点に近いクオリティだったにもかかわらず、なぜか仕事の実績につながっておらず、会社からの評価もイマイチだったのです。
その原因が、メールを送る“タイミング”でした。その人はメールを送るタイミングがいつも遅いために、仕事相手とのペースが合わず、ビジネスチャンスを逃していたのです。
例えば、お客さまと商談をして良い感触が得られたとしても、フォローのメールが1週間後になってしまえば、その頃には商品やサービスの印象は薄くなっているでしょう。また、クレームを受けたにもかかわらず何日も経ってからメールを返信しているようでは、いくら誠意を持って対応したとしても相手の怒りや不満を増幅させてしまいます。
このように、どんなに内容が素晴らしいメールを作成できたとしても、送るタイミングを逃してしまうだけで効果は低下し、社内や仕事相手からの信用も失うことになってしまうのです。