まずは自分に合う管理ツールを見つけよう
日々を効率よく、生産的に過ごすためには、タスクを整理し、管理することが重要です。そこで役に立つのがTO DOリスト。本連載第6回では、やる気を出すためのTO DOリストの活用法をお伝えしましたが、今回はサクサク行動できるようになるTO DOリストの作り方、そしてそれから一歩踏み込んで、1日の行動を効率よく進めるための方法をご紹介します。
これまでTO DOリストを作ってもうまく活用できなかった、いまいち効果を感じられなかったという人もいると思います。そういった場合、まず意識すべきは、自分のタスクの内容や進め方に合わせたリストを作ることです。
あなたは、TO DOリストを作って管理するために、どんなツールを使っていますか? 例えばメールでミーティングなどの予定を決めることが多い場合は、メールやカレンダーなどを同期させて一括管理できるアプリなどを活用する方法があります。そういったアプリをTO DOリストとして活用することで、タスクを自分で書き出す手間を減らすことができるでしょう。
一方で、手帳やノートでTO DOリストを管理する場合、タスクを書き出すためには紙やペンを用意する必要がありますが、手を動かすことによってタスクの内容が記憶に残りやすくなります。また、処理を終えたタスクに完了のマークを書いたり、二重線で消したりすることで、より一層満足感を得られるので、その満足感を求めて次のタスクを進めようとモチベーションを上げるのにも効果的です。そのほかパソコン周りにタスクを書いた付箋を貼っておき、終わったら剝がすのもおすすめです。付箋なら貼り替えや順序の変更も簡単で、「剝がす」作業によって達成感を得やすいからです。自分のライフスタイルに合わせて使いやすいツールを探してください。