一般社団法人日本野球機構 様

一般社団法人日本野球機構 様

プロ野球各球団の所有する写真を「IMAGE WORKS」に集約
写真利用申請・提供に係る業務を効率化し、利用者、球団双方の利便性を向上

日本プロ野球を統括する組織であり、その人気を支え、野球文化の発展に貢献しつづける一般社団法人日本野球機構 (以下NPB)。2016年には過去最多のプロ野球の観客動員数を記録するなど、国際大会での活躍もあり、今後の日本のプロ野球の注目度はますます高くなっています。

NPBが運営・管理する「NPB CIC (Contents and Images Center)」というサービスを運営・管理しています。これはプロ野球各球団の所有する写真資産を一元的に管理し、写真を利用したいゲーム会社、グッズメーカーなどの取引先に貸し出しを行うサービスです。この「NPB CIC」には富士フイルムのクラウド型ファイル管理・共有サービスIMAGE WORKSが採用されています。

背景と課題

12球団個別の方法で写真の貸出申請・提供業務を実施。
利用者は申請業務が手間となり、提供作業が煩雑になっている球団も存在。

プロ野球の12球団は、自球団の「記録」として、1球団あたり年間10万枚以上にも上る膨大な枚数を撮影しています。撮影された写真は、メーカーや取引先などの利用者に対して貸出も行っており、ゲームコンテンツや様々な媒体などを通して、多くの人たちの目に触れる「資産」としても活用されています。

しかし、各球団はそれぞれ個別の方法で写真を管理していたため、写真の利用者は貸出申請を12球団それぞれに行う必要がありました。さらに事前に写真を閲覧出来ない球団もあり、使用したい写真を探すには詳細な情報を1件ずつ照会する必要があったため、写真を利用する上で大きな負担となっていました。

一方球団担当者は、何百とくる申請に対して、各利用申請者が希望する写真を膨大な写真の中から1件ずつ見つけ出す必要がありました。また、貸出にあたっては、ファイルサイズによって、メディアを使った配布などの対応をする球団もあり担当者の作業負担も大きくなっていました。

	IMAGE WORKS導入前

導入

NPB CICのスタート。安心して預けられるサービスとしてIMAGE WORKSを採用
	IMAGE WORKS導入後

写真利用者や球団担当者の利便性を向上させるだけでなく、プロ野球界全体で、写真を統一した提供方法の 導入を目指したNPBは、NPB CICのプロジェクトをスタートさせ、IMAGE WORKSを採用し、12球団への導入を推進しています。

IMAGE WORKSは年間約120万枚ずつ増え続けるプロ野球の「資産」である写真を預けるのに安心な導入実績(2015年導入当時1300社以上、サミット等でも採用)を誇り、写真を中心としたコンテンツを扱うのに優れた操作性が評価されました。また採用後も、運用開始までの導入設計・運用支援が手厚く、プロ野球の年明けであるキャンプインからの運用開始に間に合わせることができたことは、IMAGE WORKSを信頼して導入してよかったとNPBの担当者は語っています。