雑誌や書籍で使う約10万点の写真の検索がスムーズに！
「画像使用申請・承認」で
不適切な画像使用のリスクも防止。

年々増えていく撮影写真の画像データ。
システム老朽化など自社運用による継続的な保守は困難に。

新聞・雑誌・児童書やWebマガジンを発行する私たち交通新聞社では、編集者や記者が商品に使用する10万点以上の画像を管理するデータベースを自社で構築・運用していました。

しかし、自社でのシステム保守やセキュリティ管理のほか、データの増大でデータバックアップの時間や手間もかかり、システム管理者の負荷が高まっていました。さらに、サーバーの老朽化やOSの保守期限切れに直面。画像を長期間、安全に管理できる新たなシステムが必要となりました。

また、当社では不用意な画像の使用による権利侵害や不正な画像使用を防ぐため、画像使用の申請・承認を必須としています。従来の申請・承認はメールベースで、ユーザーから画像管理者に申請連絡を送り、画像管理者は自身でサーバーから画像をダウンロードして提供。双方に手間がかかるほか、管理者の不在時には承認が滞ることもありました。

不正使用防止等の十分な機能を備えつつ、シンプルで直感的な操作性。
低コストで安全に運用できる点も評価。

私たちの考えた新たなシステムの要件は、トータルの費用や管理者の作業工数を抑えられるクラウドサービスであること。また、画像の使用申請・許可が簡単に行える仕組みと、画像の不正利用を防ぐために画像にウォーターマーク（透かし）を重ねられる機能があることでした。

こうした機能は一般的なクラウドストレージサービスにはなく、検討対象を、画像・動画・デザインなどのコンテンツデータを一元管理するDAM（デジタルアセット管理）システムのクラウドサービス数社に絞りました。

その中で、「IMAGE WORKS」を選んだ最大の理由は、Webブラウザでのユーザーインターフェースがシンプルで分かりやすいこと。直感的な操作で画像データの検索や閲覧ができ、ITの専門知識がなくても各種設定やシステム管理が簡単に行えることも大きなポイントでした。

次に私たちは、「IMAGE WORKS」が他のDAMサービスの中でも、必要なデータ容量やユーザー（ID）数に合わせてプランをカスタマイズでき、目的や利用規模に応じてコストを抑えられる点を評価しました。全員にIDを付与することでメンバーのログ記録も残せて、セキュリティ強化にもつながります。

類似画像検索などの高度な検索機能と、使用申請・承認の半自動化で、
画像選びから活用までがスピーディーに。

当社では「IMAGE WORKS」を使うことで、画像検索時に、画像一覧が大きなサムネイルで高速に表示されるため、中身がすぐにわかるようになりました。さらに、画像に豊富に付与できる撮影地・撮影日時などのメタデータ（属性情報）を使った絞り込み検索はもちろん、AIを活用して手元の画像や「IMAGE WORKS」上の画像と似た画像を検索できる類似画像検索機能もあり、画像選びがよりスピーディーになっています。

また、クリックなどの簡単な操作で、画像使用の申請・承認や画像ダウンロードのためのURLを案内するメールを自動生成してくれ、手間がかかっていた申請工程が半自動化。ブラウザからいつでもどこでもアクセスできることもあって、在宅勤務中でも画像の検索・申請、承認、ダウンロードがスピーディーになりました。

「IMAGE WORKS」内の画像は、当社の管理者がユーザーごとに閲覧制限や申請制限を簡単に設定できるのが安心です。例えば、使用可否が明確になっていない画像をいったんシステム内に保管したまま、ユーザーには非表示することも可能です。そのため、これらの画像データを別のサーバーに移動するといった手間をかけずに、画像を不適切に使用するリスクを防げるのがいいですね。