オンラインストレージとDAM(デジタルアセットマネジメント)って何が違うの?

オンラインストレージとDAM(デジタルアセットマネジメント)って何が違うの?

急激な働き方改革により、一般的となったオンラインストレージサービス。

社内からしかアクセスできなかった社内サーバーと違い、在宅やテレワーク先でも、
インターネットがつながる場所であれば、手軽に業務ファイルを利用・共有できるので非常に便利です。

サービスよっては、ファイルにアクセスできるURLを生成して、
社外の関係会社やお客様との共有も行えるので、活用している方も多いでしょう。

一方、あまり馴染みが無いですが、DAM(デジタルアセットマネジメント)という言葉はご存知でしょうか。
通称、“ダム”と読み、直訳するとデジタルアセット(情報資産)をマネージメント(管理)するという意味ですが、
簡潔に説明しますと画像や動画、図面、ドキュメントなど企業資産となる情報ファイル(コンテンツファイル)を
オンライン上で管理するサービスとなります。

用途としては、WEBやカタログなどの販促素材ファイルや顧客向けの資料・制作データ、
関連会社への説明動画・マニュアルなどを共有・管理・配信するものです。

一見、どちらもオンラインストレージでは?と思えますが、前出したオンラインストレージとDAMの違いは、
どういう点なのでしょうか?それでは、違いをまとめてみましょう

オンライン
ストレージ

DAM

対象データ

一般的な業務データ、文書ファイルが大半を占めるようです。画像や動画もありますが、プレゼン資料や日報、売上データ、分析データなど、日常的によく使う、ワードやエクセル、パワーポイントが多いようです。

商品画像やプロモーション動画・音声・図面など比較的大容量で点数が多いデータが対象になることが多いようです。またカタログの制作データや素材などの専用ソフトを必要とするデータや外部への公開を目的とした販促データなども対象とされる傾向にあるようです。

利用者

全社システムとして、全社員がIDを保有して日常的に利用することが多いようです。外部のユーザへは、IDを付与せずダウンロードURLなどを使って公開することもありますが、ユーザが意図せず、誤って外部へデータを送信するリスクがあるため、利用を禁止している企業も多いようです。

広報宣伝部門やマーケティング部門などの特定ユーザ内で利用することが多いようです。また制作を担当する外部企業、販売する営業・販売店など社外の方へもIDを配って一緒に利用するケースも多いようです。

どのように使うのか

個人のPCのフォルダや社内サーバのような位置づけで、個人単位や組織単位でフォルダ管理を行う使い方が多いようです。直接ファイルにアクセスして、データの書き込みやチーム・組織内の関係者との共有に使うとその有効性が発揮されるでしょう。在宅ワーク・テレワークで家からも気軽に社内データにアクセスできるのが喜ばれている。

特定部門の担当者がコンテンツのオーナーとなり、一括で管理・提供するケースが多いです。画像素材や動画などを利用したいユーザは、その都度アクセス・検索をして利活用します。社内サーバーほど頻繁に使うわけでは無いものの、みんなが見やすいように整理して、必要なタイミングで素早く見つけて使えってもらえるかが、ポイントのようです。

おまけ

ストレージの容量が無制限のサービスが多く、容量を気にせずにデータをアップロードできるのは嬉しいところですね

検索が肝になっており、画像・動画管理など利用目的を定めて、それに応じてファイルをデータベース化する点が特長ですね。

以上、いかがでしたでしょうか

富士フイルムのDAM(デジタルアセットマネジメント)なら、貴社の画像・動画・音声を始め、
カタログなど様々な素材を一元管理して、共有・配信するのに最適です。

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