
仮設建物(プレハブ)のリース事業を主軸とする東海リース株式会社様は、CAD図面などの大容量ファイルの送受信に無料サービスやPPAP方式*を利用していました。しかし、情報セキュリティポリシーの改訂でこれらを全面禁止としたため、代替手段が急務に。そこで「SECURE DELIVER」を導入し、セキュリティ強化と業務効率化を実現しました。
* 暗号化Zipファイルとパスワードを別々のメールで送る方式。
無料サービスとPPAP方式の廃止により安全な代替手段の確立が急務となった。
大容量データを送る際は無料の送信サービスで送っていた。
ファイル送受信の履歴管理ができず監査対応やセキュリティ担保が困難だった。
当社では、仮設建物のレイアウト提案などで数GBに及ぶCAD図面や画像ファイルを顧客と頻繁にやり取りしています。従来はメール容量制限(約15MB)を超えるファイルを送る際、各自が無料のファイル送信サービスを利用したり、PPAP方式で送信したりと運用が統一されていませんでした。しかし2025年3月に情報セキュリティポリシーを改訂したため、これらが全面禁止に。送信内容を会社として管理・把握できず、マルウェア感染の危険性も高いためです。電算室として全社員がストレスなく、安心して利用できる新たなファイル送受信環境の構築が急務となりました。

管理本部 電算室 室長 謝 様

大容量送信、高セキュリティ、長期履歴保存の要件を全て満たしていた。
最大4400日間の送受信ファイル・ログ保存がオプションで可能。
ファイル送受信に特化し、シンプルで使いやすく管理も容易。
新システムの検討では、大容量ファイル送信、高度なセキュリティ、送受信履歴の長期保存を必須要件として、3つのサービスを比較検討しました。「SECURE DELIVER」を選んだ最大の決め手は、オプションで最大4400日間(約12年)もの送受信ファイルと操作ログ保存が可能な点です。また、他サービスがファイル共有など多機能だったのに対し、ファイル送受信に特化していた点も高評価。必要な機能に絞られているため使いやすく、管理面でも好都合でした。
優れた操作性により全社200アカウントで順調に展開、問い合わせはゼロ件。
数GBのファイルも簡単に送受信。ダウンロード通知や「引き取り便」で利便性が向上。
送受信データと操作ログが長期間保存でき安心。社内ファイル共有でも履歴が残せて安心。
2025年7月に全社利用を開始し、営業担当者を中心に約200アカウントを展開。簡単な手順書を配布したのみですが、使い方の問い合わせは2カ月間でゼロ件という驚異的な結果で、優れた操作性を実証しました。ダウンロード通知機能により相手の受取状況がリアルタイムで確認でき、大きなメリットに。また「引き取り便」で個人スマホからの現場写真を、会社PCと接続せずにセキュアに受け渡したり、「承認機能」で上長による送信前チェックを実施したりと、さまざまな機能を活用。社内データ共有にも利用を拡大し、全履歴が確認できることで内部統制環境の大幅な強化を実現しています。

管理本部 電算室 藤代 様

SECURE DELIVERについて
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東海リース株式会社
※掲載内容は2025年9月時点の情報です