「あれ、想像してたのと違う…」お出かけにスタイリッシュな相棒が仲間入り

インスタントカメラの「チェキ」は、みなさんもお馴染みですよね。

レンズとフラッシュが付いていて、シャッターを切ると、「ジジ～ッ」という音とともに、写真が出てくる「チェキ」。イベントや結婚式の2次会なんかでも目にする機会があるのではないでしょうか。その「スマホ対応版」とも言えるのが「スマホ de チェキ」なのですが……、いったいどんな姿なのか…!?

ジャーン！ こちらが、「スマホ de チェキ」こと、instax SHARE SP-2です。
ポケットに入る、とまではいきませんが、片手で十分にホールドでき、見た目以上に軽量な印象。スマホと並べて置いても、カッコいいですね！

女性のカバンから出てきても違和感がないようなお洒落なディテール！ カラーバリエーションは、ゴールドとシルバーの2色。こちらは「ゴールド」です。なかなかの高級感ですよ。

残りフィルム数は、LEDランプで表示。こんな表現も気が利いています。
今日は、これをリュックに忍ばせ、家族で公園に行ってみようと思います！

撮ったその場でプリントしたくなる！手持ちのスマホが「インスタントカメラ」になる新体験

さて、この日も遊ぶ子どもをスマホでパシャパシャ。
スマホのほうが子どもも変に"気構える"ことがなく、自然な表情が撮りやすいのもいいですよね。

そしてここで、バッグの中から「スマホ de チェキ」の登場です！操作はカンタン。「スマホ de チェキ」とスマホをWi-Fiで接続したら、スマホ用アプリ『スマホ de チェキ』を起動。いま撮ったばかりの写真を選択して【接続してプリントする】ボタンをタップするだけです。

プリントボタンを押すとすぐに、ジジジ～ッという音とともに、わずか10秒ほどで写真が出てきます。本当に、あっという間！

さて、皆さんもご存じだと思いますが、インスタント写真は、絵が出てくるまでに少し時間がかかりますよね。実は子どもにはヒミツにしていたので、「絵がないよ！」と、ちょっと困惑（笑）。

でも、見ているうちに徐々に絵が現れてきて……！
「絵が出てきた！ スゴイ！ ふしぎ～！」こんなリアクションも、うれしいですね。

このあと、予想通りですが「あれも撮って！ これもプリントして！」と、子どもはテンションMAX！ "写真がすぐに出てきて、絵が徐々に現れてくる"というチェキならではの体験も、子どもにとっては非常にワクワクするもののようでした。

それにしても、いつものスマホが「インスタントカメラ」になるというのは、親にとってもすごく新鮮で、新しい体験でした。

お家に帰ってからも楽しい！「生活と写真」をつなげてくれる"新習慣"

家に帰ってからも、子どもの「プリントしたい！」という気持ちはとどまるところを知りません。結局、10枚パック1つでは足りず、1日でこんなにプリントしちゃいました。

手軽さはもちろんなのですが、子どもの"喜び度"はインクジェットプリンターで写真印刷するよりも大きなものがあるようです。フィルムの厚さや、サイズ、写真を囲む白フチなども、「1枚の写真の特別感」を高めているのかもしれません。

結婚式の定番となっている、白フチへのメッセージの書き込み。ママからのコメントはもちろん、お気に入りのシールでデコレーションするなど、子どもが写真で楽しむ姿が印象的でした。

インクジェット用紙と違い、写真表面が透明フィルムでコーティングされているので、シールやマスキングテープとの相性がいいのもポイントですね。これなら、お友達を招いての誕生日パーティや、親戚での集まりでも、大活躍することまちがいなし！

すっかり 「スマホ de チェキ」でのプリントが日課になってしまった1週間でした。

そして、「スマホ de チェキ」を楽しんでいるのは子どもだけではなく……。
写真好きの私も、ついついプリントを楽しんでしまうのでした（笑）。なんでしょう、この「所有欲」を満たしてくれる写真たち。

こんな素敵な"写真体験"をさせてくれる「チェキ」について、次は富士フイルムの担当者に話を聞いてみましょう。

シンプルな使い勝手の裏にある最新技術！『固定式ヘッド』でチェキ史上最高画質を実現

お話を伺ったのは、富士フイルム プロダクトマーケティンググループの多湖（たご）さんです。

今回、「スマホ de チェキ」を使ってみて、出てくる写真にすごく愛着を感じたんですね。そこが強く印象に残っているんですが…。

「フィルムの"厚み"や、 "白い枠"は、チェキのアイデンティティとも言える特徴ですね。インクジェットプリンタでも『印刷しない』ことによって白い枠を表現することは可能ですが、チェキの場合は必然性のある枠なんです。それが『プロダクトとしてのプリント（写真）』の存在感を際立たせている部分はあるかもしれません」

なるほど！ たしかに言われてみればそうですね。あと、これまでイメージしていたチェキよりも、画質がかなり良くなっているような気がしました。

「実は、そのとおりなんです！ フィルム自体はカメラ機能付きの普通のチェキとまったく同じものを使いますが、感光方式が違うんです。これまでは『移動式ヘッド』を使っていましたが、今回のinstax SHARE SP-2からは『固定式ヘッド』に変えました。開発当初は印刷速度向上のために採用した方式でしたが、ヘッドとフィルムの距離を一定に保つメリットもあり、よりシャープな画質を実現することができました」

スマホ写真が"インスタントに"プリントできる。「スマホ de チェキ」が実現してくれる写真生活は、想像以上にすんなりと、日常生活にとけ込むものでした。そして、想像どおり、いや、想像以上に子どもウケがよかったのが印象的でした。実際、「スマホ de チェキ」がやってきてからの1週間で、我が家のいたるところに写真が飾られ、写真が生活の一部になっています。