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フジしか知らない世界

第28回

全国33会場で今年も開幕!
想いをつなぐ『50,000人の写真展』

2017年には50,507点の作品が寄せられ、延べ120万人を超える来場者を迎えた『50,000人の写真展』。たくさんの人の“想い”が集まる写真展は、どのように生まれ、育ってきたのでしょうか?

初開催から13年。町の写真屋さんと育ててきた
国内最大規模の写真展

今回は、富士フイルム、富士フイルム イメージングシステムズ各社から、ご担当のみなさんに集まっていただきました!

今年で13回目となる『50,000人の写真展』ですが、50,000枚の写真って、よく考えるとすごい数ですよね。

「今では『50,000人の写真展』ですが、2006年の初開催の時は『10,000人の写真展』でした。もちろん初めての試みでしたから、『本当に集まるのかな?』と、内心ドキドキしていたのを覚えています(笑)」

どのように写真展を知ってもらい、写真を集めたんですか?

「この写真展は富士フイルムが単独で行っているのではなく、町のカメラ屋さんや写真店と一緒に創りあげていったものなんです。第1回が開催された2006年は、カメラ市場ではデジタルカメラが本流になりつつあり、フィルムの需要が落ちてきていた時期とも重なっていました。
そんな中、写真を楽しむ文化を盛り上げたいという想いが強くありましたし、全国の写真店のみなさんにも、その想いに賛同していただくことができました」

台紙を写真店で購入して、お店で応募できるという仕組みにも、それが現れていますね。2006年の第1回、最終的にはどのくらい集まったのでしょう。

「予想以上にご好評いただき、無事1万点を超える作品をご応募いただくことができました。応募数に合わせてより大きな会場を手配するなど、バックヤードは大変でしたが、反響は非常に大きかったですね。
2013年には『30,000人の写真展』となり、昨年からはさらに増えて『50,000人の写真展』となりました」

写真を通して“想いがつながる”
そんなシーンを会場で何度も見てきた

参加する人が増え続けているのは、まさに写真展のテーマでもある「想いをつなぐ」が実現した証しかもしれませんね。

「この写真展では、『ご応募いただいた写真はすべて飾る』ことにこだわっています。地方から上京してきた方が地元の会場に応募して、おじいちゃん、おばあちゃんに見てもらうといったお話も、よくお聞きします。
宮崎会場の初日に、開場同時に来てくださる老夫婦がいらっしゃいますが、お孫さんの応募作品を毎年楽しみにしてくださっているんです。私たちももう顔なじみみたいになっていますね(笑)」

素敵です! 『50,000人の写真展』では、写真を見た人が、撮った人にメッセージを送ることができる「絆ポスト」という仕組みがありますね。

「『絆ポスト』は、想いをつなぐ橋渡しとして2012年から始めました。『絆ポストがあるから応募したくなる』という方も多いですし、それが生きがいやモチベーションになっているというお話も寄せられます。
ある時、100選に選ばれた作品を応募された方に、お母様から絆ポストでメッセージが届けられたことがありました。ただ、メッセージが届いた頃には、実はお母様はお亡くなりになっていたそうで、『天国からお手紙が届いたようだ』と、大変喜んでいただきました」

それは…、もう…、本当に感動的なエピソードですね。これまで何十万枚という写真が展示されてきましたから、きっと素敵なエピソードがたくさん生まれているんでしょうね。

「私たちも写真展の会場で、たくさんのご来場者様の笑顔から感動をいただいています。大伸ばしプリントの良さを知っていただきたいというビジネス的な側面ももちろんありますが、根本にあるのは、写真とともに歩んできた富士フイルムとして『日常生活を豊かにするために大切な写真文化を守っていきたい』という想いなんです。これからも末永く、写真展を育てていきたいですね。
間もなく始まる2018年の『50,000人の写真展』、お近くの会場でぜひご覧ください!」

50,000人の中の1人になりたい!
応募した写真が会場に飾られるまでに密着してみた

みなさんから披露される感動エピソードにウルウルしてしまった『50,000人の写真展』の取材を終え、遅ればせながら私も写真展に応募させていただくことにしました!
※『50,000人の写真展 2018』の応募はすでに終了しております

こちらが専用台紙が入った封筒です!

思い出の写真を写真屋さんで大伸ばしプリント。

台紙に貼ると、「それっぽく」見えるんですね〜

展示会場を選んで…、郵送でエントリーしました!

応募は実にカンタン。大伸ばしプリントは1枚400〜700円前後です。作品の返却が必要な場合は有償で送付してもらうこともできますよ。

では、応募した作品はどのように開場まで行くのでしょうか?

今回は特別に、応募された作品にチェックする現場にお邪魔させていただきました。チェックする写真は約5万枚。ご苦労さまです!

こちらは、著名人やプロの写真家に選ばれる「心に響いた100選」の審査をしている小山 薫堂さんです!

50,000枚の作品たちは、手塩にかけて会場に送り届けられるんですね。

いよいよ7/13 東京ミッドタウンからスタート!
11月にかけて全国33会場で写真展が開かれます


自分の写真が飾られるのも楽しみですが、たくさんの“想い”が込められた写真に出会うのが何よりも楽しみです。
詳しい会場や展示期間は、以下からチェックしてみてくださいね!
詳細はこちら

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