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第2回 ママへ感謝のアルバムをプレゼント センスに自信のないパパが「アルバム大使」に入門してきた!

経験ゼロからのアルバム作りに途方に暮れる そこに舞い降りた天使……じゃなくて大使!

今回の話が出るまで、自分がアルバムを手作りするなんて思いつきもしなかった。それは家族も同様で、父親がアルバムを手作りするなんて考えてもいないはず。ちょうど妻の誕生日も近いし、妻に手作りアルバムをプレゼントすればサプライズになること間違いなし!
とはいえ、写真を撮ることは好きでもアルバム作りの経験はほとんどゼロ。自分にそのセンスがあるとも思えず、妻や子どもが喜ぶようなものなんて、いったいどう作ればいいのか検討もつかない……。そんな途方に暮れているときに紹介されたのが、「アルバム大使」だ。

アルバム大使が待つという武蔵小杉ロフトへ

アルバム大使とは、富⼠フイルムイメージングシステムズが提案する「写真を使ったアルバム作りの楽しさを伝える『アルバムカフェ』活動」を開催する人のことだそう。「大切な思い出を記録した写真は、アルバムという形にすれば末永くかけがえのない宝物になってくれる」、そんな趣旨に賛同した人がアルバム大使となり、アルバムの作り方をワークショップ形式で教えてくれるとか。おお、まさに今回の挑戦にぴったりの人だ!

アルバムカフェは全国各地で開催されており、今回お邪魔したのは神奈川県川崎市の「武蔵小杉ロフト」。こちらのお店にはワークショップスペース「ロフトラボ」があり、アルバムカフェはここで開催されている。

「ロフトラボ」にはデコレーション用の素材がたくさん用意されており、近くにはアルバムをはじめ写真関連の商品が集まっているので、ここなら手ぶらで来ても困らなさそう!

アルバム選びから早速選択ミス!?クラフトブック型がデコにはおすすめ

何はなくともアルバムを用意しなければ始まらない。棚にはたくさんのアルバムが並んでおり、まず自分の直感で手に取ったのは「シンプルな表紙、黒い台紙にフィルムで挟み込むタイプ」のものだ。いかにも男性らしいチョイスだと思っていたら、早速アルバム大使のhiiragiさんからアドバイスが。

「女性やお子さんがメインの写真の場合は、台紙は淡い色の方が合いますね。またフィルムで挟むタイプよりもクラフトブック型の方が、立体感のあるデコもできるので表現の幅が広がります

なるほど。基本のアルバム選びから、さっそくセンスの違いを痛感……。アルバム大使のアドバイスを踏まえて今回使うアルバムは、パステルカラーの背景に子どものイラストが描かれた表紙がかわいい、クラフトブックに決定!

一生懸命飾り付けてみたが、アルバム大使から「余白がまだ多いですね」のご指摘

今回持参した写真は、お出かけや入園式など、いろいろなイベントで撮った家族のスナップ写真。まずはこれをどう配置していくかを決めるところから始まる。

hiiragiさんの「見開き単位で考えていきましょう。2ページをひとかたまりとして、関連する写真をどう置くか決めてみてください」というアドバイスのもと、写真をイベントごとに分類し、アルバム映えするカットをページの上に置いていく。この作業は編集者にとっては日常茶飯事なので、テキパキと決めることができた。コツとしては……。
  • 人の顔をページの外側を向けない(そっぽを向いているように見えるから)
  • 傾けて置くと動きが出る
  • 思い切って重ねたり、トリミング(写真の一部を切り出す)をしても面白い

「ページ映えする写真の置き方は、さすが編集者さんですね!」とhiiragiさん。お褒めの言葉をいただくのは、やっぱり嬉しい!

最初のページは、まずは自分なりにデコレーションしてみた。東京スカイツリーの前で撮った写真なので、ページに青いマスキングテープを貼って空を表現し、白いマーカーで雲を書き込む。

次のページは、ギンガムチェックの色紙をページ全面に敷き、その上に写真をペタリ。色紙を切り出した飾りをいくつか添えてみた。自分では頑張って派手にしたつもりだったけど、hiiragiさんいわく「余白を多く残した、いかにも男性らしい飾り付けですね。女性は余白を埋めたくなるものなんですよ。次のページは、一緒に作ってみましょう」こ、これでもまだ飾りが足りないんですか!?

アルバム大使の作ったページは女子力とアイデアが満載!

次のページでは、幼稚園の入園式の写真で作ることに。hiiragiさんの写真の置き方は、ページからのはみ出しなんて気にしない大胆さだ。

写真の下にはレース紙を置き、空きスペースは桜の花びらで埋めていく。この時点でページの女子力はMAXで、前のページとのギャップがものすごいことに……。

さらには、蝶型にくり抜いた紙を貼り付け、真珠型のパーツを取り付け。高さのあるデコレーションがページに立体感を生み出してくれる。「アルバムを閉じたらページの間にすき間ができちゃうんじゃ……」と思ったけど、仕上がりはかわいらしいし、ママと子どもの喜ぶ顔を想像したら気にならなくなった。

もうひとつ感心させられたアイデアが、写真をポケットに見立てたメッセージカードの仕込み。「写真の上辺だけのり付けしなければ、裏に紙を差し込めるポケットになります。そこにメッセージカードを入れれば、ちょっとしたサプライズになりますよ」そのアイデア、いただきます! 今回は父から子へのメッセージだけど、これがもし子どもからのものだったら……。想像するだけでウルウルしてしまう。

悪戦苦闘しつつも充実した時間 家族の反応も上々!

徐々にノッてきたものの、残念ながらここでアルバムカフェはタイムリミットに。さすがにアルバムの全ページは埋まらなかったけど、残りのページは後日家族と一緒に作る楽しみができたと思うことにしよう。

今回ご指導くださったアルバム大使のhiiragiさんは「慣れてくればもっとスピードアップしていきますよ。私は2時間で1冊作れます」とか。それだけの引き出しと技術の豊富さが、アルバム大使たる所以なのだと思う。そんな人が直にアドバイスしてくれるのが、アルバムカフェというわけ。hiiragiさん、今回はありがとうございました!

「工作は苦手」「じっくりアルバムを作る時間がない…」というパパには、富士フイルムのデザインコラージュプリントが手軽でよさそう。これは複数の写真を、デザインテンプレートに自動でコラージュしてくれるプリントサービス。デザインテンプレートは実に多彩なので、簡単にオシャレなコラージュ写真ができあがる。武蔵小杉ロフトプリンチャオ(セルフプリント端末)で作れたので、せっかくだから試してみた。ネットプリントからでも注文できるので、興味があればぜひ!

帰宅後、今回作ったアルバムを早速家族に見せてみた。ちょっと予想外のプレゼントに戸惑ったようにも見えたけど、喜んでくれたようで一安心。これからは、写真を飾ることにももっと気を配ってみよう、そう思わせてくれる貴重な体験だった。
自分だけのアルバムを作れる「アルバムカフェ」、とっても楽しいので知らなかった人はぜひチェックしてみてください!これからも、ここでしか見られない製品・サービスの裏側に密着していきます!
アルバムカフェについて詳細はこちら
≫アルバムカフェ開催情報はこちら
【次回予告】
あの「写ルンです」が30周年!
写ルンですを○○に渡して自由に撮ってもらってみた!


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