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フジしか知らない世界

第46回 首が曲がって投影方向は自由自在!
新しい映像表現を支えるプロジェクターが誕生

今回ご紹介するのは、映像を画面に投影する「プロジェクター」。会社の会議室などでお馴染みですよね。また、最近では「プロジェクションマッピング」などで、屋内や夜のイベントでも活用されています。でも、富士フイルムのプロジェクターは、これまでのプロジェクターにはない特徴を持っているのだとか。いったいどんなプロジェクターなのでしょうか?

まずはその“カタチ”にびっくり!
レンズ部分がクルクル回る、その理由とは?

今回お話を伺うのは、光学・電子映像事業部のお二人です。

手にしているのが、今回の主役のプロジェクターですね!

「はい。こちらが、富士フイルムが手がけた始めてのプロジェクター『FP-Z5000』です。ちょっと机に置いてみましょう。横にも縦にも置けるのですが、縦に置くとこんな感じになります」

わぁ、レンズ部分がロボットのアームみたいに曲がった!

こんなプロジェクター、見たことないです!でも、なんでこんな形にしたんですか?

「ちょっと変わった形ですが、これには深〜い理由があるんです」

長年レンズを造ってきたからこそ実現できる
プロジェクターの「新しい価値」を見せたかった

ロボットのアームのように曲がるプロジェクターのレンズ。その形になった理由は?

「富士フイルムがプロジェクターを出すにあたって、今のプロジェクターの課題を分析しました。中でも大きな課題が『設置性』です。狭いところでは大きく投影できなかったり、天井や床の形状によって設置に制約が出るシーンが多いことがわかりました。それを解決するために、富士フイルムのレンズ設計技術を生かせると思ったんです」

この「フジしか知らない世界」でも、これまで放送用のレンズや、双眼鏡、工場で使われるマシンビジョンレンズなど、『フジノン』ブランドのレンズがさまざまな場所で活躍しているのを紹介してきました。

「フジノンのレンズ設計技術が、この『FP-Z5000』にも生かされているんですよ。技術的には大きく3つあります。①短い距離からでも大きく写せる『超短焦点レンズ』、②「上・下・左・右・前・後」の6方向に自在に投影できる世界初の技術『屈曲型二軸回転機構レンズ』、そして③投影エリアを上下左右に大きく動かせる「大口径非球面レンズ」の技術を基にした『レンズシフト機構』です」

そんなにたくさん、高度な技術が詰め込まれているんですね!

「例えばこれは、映像を歪ませることなく広範囲なレンズシフトを可能にした、大口径の非球面レンズです。レンズの真ん中の部分が、少しへこんでいるように見えませんか?」

本当だ! それに、レンズの中で屈折する光がすごく綺麗ですね

「こんなふうに、天井一面に映像を映すのも簡単です!」

寝転びながら映画が見られそう!

「実は富士フイルムがプロジェクターを出すのはこれが初めてなのですが、プロジェクターのレンズを30年以上提供してきた実績があります。長年レンズを設計してきた富士フイルムだからできる技術を結集して、『FP-Z5000』は生まれました」

「プロジェクターはどこにある?」
縁の下の力持ちとして表現を支えたい

フジノンレンズが培ってきた、たくさんの技術が詰まった『FP-Z5000』。実際に活用される場所では、どのようなメリットがあるのでしょう?

「『FP-Z5000』は、イベントや美術館など、映像表現の世界での活用に特化して設計しています。

このように、従来はプロジェクター本体が目立ちすぎてしまったり、スクリーンに近づくと見る人の影が映ってしまうような場所でも、『FP-Z5000』は映像を邪魔せずに設置することができます。映像の作り手の演出や表現を邪魔せず、あくまでもプロジェクターは黒子に徹して存在感を消す。それが空間演出用プロジェクターの本来の役目だと思っています」

そのポリシーがかっこいい! 最後に、どんな場所で活躍しているのか教えてください。

「『FP-Z5000』は、まだリリースから日も浅いのですが、すでに多くのアートイベントやアミューズメント施設、企業展示などでご活用いただいています。
FLOWERS BY NAKED 2020 ー桜ー

FLOWERS BY NAKED 2020 ー桜ー ©NAKED Inc.

3Dプロジェクションマッピングやイルミネーション、映像などを使った空間演出で人気のクリエイティブカンパニー ネイキッド(NAKED)のアート体験をはじめ、海外のアートイベントなどでも使われているんですよ」

すでにワールドワイドに展開しているんですね。

「レンズ回転機構を利用して、このように本体を壁の中に隠して、プロジェクターの存在感を極限まで隠す設置方法も可能になりました。当初は想定していなかった活用法が生まれ、私たちにも刺激になっているんですよ」

実はもう『FP-Z5000』を体験しているかも?

ここではご紹介できないのですが、誰もが知っている観光スポットの映像なども、『FP-Z5000』で投影されている事例が増えているのだそう。「これ、どこから映してるの?」と不思議になったら、そこには富士フイルムの技術が生かされているのかもしれませんね! 『FP-Z5000』について詳細はこちら

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