
今日はデジカメ禁止?『写ルンです』縛りのファミリーキャンプで、子どもカメラマンが誕生!
さて、やってきたのは千葉県にある某キャンプ場。仲良し家族でのファミリーキャンプ、いつもはスマホのカメラやデジカメで“残り枚数を気にすることもなく”写真を撮ってしまいますが、今回のルールは、「『写ルンです』縛り!」。しかも、子どもたちに持ってもらうという趣向です♪
さて、どんな写真が撮れるでしょうか? 楽しみです!
どうやって撮るの?“自分だけのカメラ”に子どもたちも大はしゃぎ!
初めて手にする『写ルンです』に、興味津々の子どもたち。
自分のカメラはもちろん持っていませんが、普段からパパ・ママのスマホを借りて「写真を撮る」ことは経験している様子。現在は、そんなお子さんが多いのではないでしょうか?
とはいえ、彼らにとっては"写真は撮ったらスグに見られるもの"。『写ルンです』を手にしたときの第一声は、
「どこで写真を見るの?」でした(笑)。うんうん。そう思っちゃうよね。
「このギザギザのダイヤルを回したら、撮れるんだよ」
「でも、どんな写真が撮れたのかは、写真屋さんに行かないとわからないよ」
「27枚撮れるから、"撮りたいもの"をじっくり探して、好きなものを撮ってきてごらん」
だいたいそんなことを伝えて、あとは子どもたちの好きなように撮影してもらいました。
2日間のキャンプ、子どもたちはちょっともったいぶりながらも、27枚を撮りきりました。さて、どんな写真が撮れたでしょう……。でも、ちょっと待ってください。そこはやっぱり『写ルンです』。現像しないとわからないんです!
「どんな写真撮ったっけ?」スグに見られないのも、ワクワクの理由。
楽しかったキャンプ。「カメラが面白かった!」とご満悦の子どもたちですが、写真はまだ見られません。親である私たちも、子どもたちが『写ルンです』を通して、どんな世界を切り取ったのか、早く知りたくてたまりません!
一週間後、はやる気持ちを抑えて、写真屋さんに行ってきました。
写真屋さんに現像を頼むのも初めての経験。写真プリントと同時に、一緒に行った家族にシェアしやすいように、データCDも作ってもらうことにしました。あと少し待てば、"自分の撮った写真に会える!"。そのワクワクが味わえるのも、『写ルンです』の大きな魅力です!
現像写真に子ども大喜び!お手紙書いて写真を贈る…それも楽しい時間
撮影してから1週間、ついにお待ちかねの写真にご対面です!
お友達が撮った写真と、自分が撮った写真を比べて、「これ、私が撮ったんだよ!」と教えてくれます。やっぱり「自分があのとき撮った構図だ」というのがわかるんでしょうね。
さて、子どもたちが撮ったキャンプの様子、ちょっとだけご覧いただきましょう。
何も教えていないのに、結構フォトジェニックな写真がたくさんあって、なんだか"脱帽"です。そして、いつもは撮る側で写真にあまり写ることのないパパたちの写真がたくさんあったのも貴重でした。
できた写真は、お手紙をそえてお友達に贈ります。こんなアナログな"シェア"も、子どもにとってはワクワクするイベント。なんだか懐かしいきもちになりました。
写真を通じていろんな思い出を作ることができた、『写ルンです』縛りのファミリーキャンプ、大成功でした!
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「20ウン年前に使ってた人」もフィルムカメラに初めてさわる女子高生も!
みんなの『写ルンです』写真館
さてお次は、いろいろな世代のみなさんに『写ルンです』をお渡しして、久しぶりの「フィルムカメラ」を使っていただきました。先ほどの子どもたちと同様、初めて『写ルンです』に触れる中学生から、往年のカメラ好き70代まで。
みなさんの『写ルンです』写真館をご覧ください!
『写ルンです』担当者インタビュー「20代の女性にアナログの良さがウケているんですよ」
- 最後に、30周年を迎えた『写ルンです』を担当する、富士フイルム イメージングシステムズの築地さんに、お話を伺いました。最近、若い世代にも『写ルンです』が人気だと聞きましたが、その真相は?
「おっしゃるとおり、今、20代の女性に『写ルンです』が人気なんです。ファッション誌のモデルさんやタレントの方が『写ルンです』ユーザーを公言してくれていたりして、その影響が大きいと思います。同時に、ネガフィルムならではのあたたかい色味や、淡いピントが、最近のデジタル写真にはないアナログ感をうまく表現していて、若い女性の世界観とマッチしているのかもしれませんね」
- なるほど! でも、世の中はデジカメ一色になってしまっていますよね。そんな中で、『写ルンです』が支持される理由は何だと思いますか?
「30年前の『写ルンです』開発コンセプトは、『いつでも、どこでも、誰でも撮れる』でした。それが現在まで、変わらずに続いているんですね。
カメラ用のフィルムも手に入りにくくなっている現在、『写ルンです』はフィルム写真の最後の砦だといっても過言ではありません。デジタルカメラと共存しながら、フィルム写真ならではの表現をこれからも育てていきたいですね」
- そんな築地さん、鞄の中にはマイ・ストラップを付けた『写ルンです』を常に入れているのだそう。30年にわたって、全国の人々の思い出を記録してきた“名作カメラ”は、これからも素敵な写真を私たちに届けてくれそうです。フジしか知らない『写ルンです』の魅力、いかがだったでしょうか?これからも、ここでしか見られない製品・サービスの裏側に密着していきますので、お楽しみに!
- 「写ルンです」詳細はこちら!
見るに見れない、
突然出てきた「謎のテープ」から
何かがはじまる?!

