どうしても仕事が休めない!働くママはどうする?

働きながら保育園や幼稚園に通わせるママたちにとって、「子育てと仕事を両立」は永遠の課題ともいえるほど大変なこと。なかでも困るのが、子どもの病気。急な発熱や保育園からのお迎えコールにはヒヤリとしますよね。

どうしてもママが仕事を休めないときはどうする?

不思議なもので、仕事の繁忙期や重要な会議があるときなど、「どうしてこのタイミングで!?」というときに限って熱を出したり、お腹を壊したりすることも多いですよね。どうしてもママが休めない、お迎えに行けないときに、使っている方法は大きく以下の3つです。

1.パパに休んでもらう

共働きの場合、パパの協力は不可欠。とくにインフルエンザのような何日も休まなければならない感染症にかかったときは、パパにも仕事のスケジュール調整をお願いして乗り切っているようです。

2.祖父母に看病をお願いする

祖父母と同居していたり、近くに住んでいたりする場合は、看病をお願いする人も少なくありません。ただ、普段はあまり頻繁に接していないような関係であれば、いきなり病気の孫の看病をさせるのは、祖父母の負担になることもあるので注意が必要です。

3.病児保育サービスを利用する

市町村によっては、病気中の子どもを預かってくれる「病児保育」や病気の回復期の子どもを預かってくれる「病後児保育」などのサービスがあります。ただ、事前の登録手続きが必要だったり、医師の診断書が必要だったりすることもあるので、あらかじめ利用方法を確認しておくと、いざというとき慌てずにすみます。

民間の病児保育サービス(病児ベビーシッター)もあります。料金が高いぶん、融通がきくので、持ちだしになっても割り切って使うママも。ベビーシッター会社と法人契約を結び、割安で利用できる企業もあるので、福利厚生を再チェックしてみるのもおすすめです。

病気しない子に!元気に暮らすための心がけ4つ

子どもが元気に幼稚園や保育園、小学校へ通うために心がけたいことをまとめました。

1.生活リズムを整える

規則正しい生活は健康の基本。生活リズムが狂うと、疲れがたまり、風邪をひきやすくなります。また、睡眠中は、成長ホルモンも分泌されます。平日の夜はバタバタしがちですが、せめて休日はゆっくり過ごし、睡眠時間もしっかり確保してあげてください。

2.栄養バランスのよい食事

食事は1日3食しっかりと。免疫力アップには、野菜や果物にふくまれるビタミン類が効果的。また、乳酸菌をふくむヨーグルトなどで腸内環境を整えることも大事です。朝食をなかなか食べてくれない子もいますが、子どもが好きなメニューにしたり、早めに起こして少し時間をあけてから食べさせたりするなどの工夫を。

3.予防接種を受ける

保育園や幼稚園で集団生活をはじめると、どうしても病気をもらいやすくなります。子どもを守り、流行を広げないためにも、予防接種は計画的に受けていくとよいでしょう。予防接種のスケジュールを管理できるスマホのアプリなどでスケジュールを管理するのも一案です。もし、受け忘れているものがあれば、気づいたタイミングですぐに接種するとよいですよ。

4.家の除菌対策をやる

インフルエンザなどの感染症は、登園可能になるまで日数もかかるので、できればかかりたくないですよね。家族一人がダウンしたら一家全滅……なんて事態も避けたいところ。子どもは大人に比べて免疫力が弱いので、除菌対策はしっかりやっておくと安心です。

忙しいママにおすすめなのが、普段の掃除に除菌効果が続くクロスやスプレーを使って、ドアノブや食卓、トイレの便座など、直接肌で触れる場所を少し念入りに拭いておくという方法。これだけでも、雑菌の繁殖がおさえられて感染リスクが低減します。

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