新型コロナワクチンは打つべきですか?副反応や効果は?

情報は2021年6月22日現在のものです。ワクチンの情報は日々更新されていますので、接種時には最新情報をご確認ください。

新型コロナウイルスのワクチン接種がはじまりましたね。実家の両親はもう受けたそうです。

うちの両親も来週受けるようですが、副反応が心配みたいで…。

たしかに副反応のリスクも気になりますね。あべさん、ワクチンはやっぱり接種したほうがよいのでしょうか?

新型コロナワクチンは打つべき?接種の効果は?

ワクチン接種は、強制ではありません。ワクチンには、発症や重症化を防ぐ効果がありますが、副反応もありますし、長期的な副作用についてはまだわかっていません。ただ一般的に、デメリットより受けるメリットのほうが大きいと考えられていますね。

予防接種をすれば新型コロナウイルスには感染しないんでしょうか。

100%かからないわけではないですが、ワクチンを受けた人のほうが、新型コロナウイルス感染症を発症した人が少ないのは事実です。現在日本で接種の対象となっているファイザー社のワクチンの発症予防効果は約95%、武田/モデルナ社のワクチンでは約94%。ちなみにインフルエンザワクチンの有効性は約40~60%といわれています。

かなり高い予防効果があるんですね。

それからワクチン接種によって重症者や死亡者が減ることで、医療機関の負担が減ることも期待されていますね。

ニュースで、アメリカでは「ワクチン接種が完了したらマスクを着けなくてもよい」という新たなガイドラインが発表されたといっていました。

マスクなし生活、恋しいですよね~。ただ、日本では、ワクチン接種後もマスク着用などの感染対策を継続するよう呼びかけられています。

ワクチンは変異株にも効果はあるんですか?

ワクチンが効きにくい変異株もあるようですが、ウイルスは約2週間に1度のペースで小さな変異が起きているので、ワクチンの効果が完全になくなるわけではないですね。それぞれの変異株について、どのくらい有効性があるかは各ワクチン開発会社が確認を進めているところです。

新型コロナワクチンの効果はいつから?どれくらい持続する?

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新型コロナワクチンは打てばすぐに効果がでるんですか?

接種してから免疫がつくまでに1~2週間はかかります。

意外にかかるんですね。

ファイザー社のワクチンは3週間の間隔で2回接種しますが、1回目を接種して2週間程度はワクチンを受けていない状態とあまり変わりませんから、注意してくださいね。十分な免疫ができるのは、2回目を接種して1週間ほど経ってからです。
一方、武田/モデルナ社のワクチンは4週間の間隔で2回接種で、十分な免疫が確認されているのは2回目を接種してから14日以降となっています。

ワクチンの効果はどれくらい持続するんですか?

海外の調査によると、ファイザー社の2回目のワクチンを接種してから6か月後の発症予防効果は91.3%、武田/モデルナ社のワクチンは90%以上という報告があります。

新型コロナワクチン接種で気をつけることは?

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ワクチンを接種するときに気をつけたほうがよいことはありますか?

発熱や体調が悪いときは接種できません。また、持病(基礎疾患)がある人は重症化リスクが高いので、ワクチンをうけたほうがよいとされていますが、免疫不全があったり、症状が重かったりする場合は、事前にかかりつけ医に相談してください。

そういえば、ママ友が妊娠中でもワクチンが接種できるのか気にしていました。

妊娠中や授乳中でも接種は可能ですが、まだ安全性へのデータは限られているので、主治医と相談するのがよいと思います。

ワクチン接種の副反応は?筋肉注射は痛い?

副反応ですが、なかには「腕があがらないほど痛い」という人もいるとか。それに筋肉注射って痛そうで、僕もちょっと怖いなと思ってしまいます。

筋肉注射だからといって特別痛みが強いわけではないですよ。副反応として多いのは、注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉痛や関節の痛み、寒気、下痢、発熱などですが、ほとんどが数日以内によくなっています。副反応は1回目より2回目のほうが強い人が多く、高齢者のほうが少しでにくいようですね。

副反応で、まれにアナフィラキシー(重いアレルギー反応)が発生すると聞きましたが…。

アナフィラキシーは日本では2021年5月30日分までで、169件(約1306万回接種中)発生しています。一定の頻度で生じますが、割合としては少ないといえるかと思います。障害が残るような副反応もゼロではありませんが、極めてまれです。基本的にどんなワクチンでも副反応は起こってしまうものですね。

新型コロナワクチンの種類は選べるの?

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いま、ワクチンは2種類だけでしたっけ?

日本国内では、すでに2021年2月に承認され、接種が進められていたファイザー社のワクチンに加えて、2021年5月に武田/モデルナ社とアストラゼネカ社のワクチンも薬事承認されましたね。武田/モデルナ社のワクチンは、すでに大規模接種センターなどで使用されています。アストラゼネカのワクチンはまれに血栓が生じるリスクがあることから、当面接種は見送り、推奨年齢などを慎重に検討していくようです。

いずれは受けるワクチンを選べるようになるのかなあ。

基本的には接種を受ける時期に供給されているワクチンを接種することになると思いますが、2回目の接種では1回目と同じワクチンを接種する必要があります。

ワクチンの接種状況は?受けるためにはどうしたらよいの?

私たちがワクチンを接種できるのはいつごろになりそうですか?

国は2021年10月から11月にかけて、希望者全員への接種を完了させることを目指しています。65歳以上の高齢者のあとは、高齢者以外で基礎疾患のある方、高齢者者施設で働く人、そして60~64歳、12歳以上のすべての人と続く予定です。

そうそう、息子は小学生ですが、満12歳も対象になったんですね。

当初はワクチンの対象年齢は16歳以上でしたが、6月に満12歳以上に引き下げられました。ただ、接種できるのはファイザー社のワクチンのみ。武田/モデルナ社のワクチンは18歳以上が接種対象なので注意してくださいね。

僕たちもそろそろ受けられるようになるのかな。

5月下旬からは、自衛隊や自治体における大規模接種会場での接種もはじまっていますし、6月21日からは企業や大学での接種(職域接種)もはじまりました。職域接種では接種券なしでも受けられるので、接種が加速しそうですね。
ワクチン接種の実施方法などは、自治体にゆだねられていますが、接種可能な時期になると、市町村から「接種券」が届くので、ワクチンを受けられる医療機関や接種会場を探し、電話やインターネットで予約をして接種する流れが一般的です。
※最新の予約方法はお住まいの市町村の情報をご確認ください。

接種は無料でしたよね?

はい。優先接種などをもちかけるワクチン接種予約代行詐欺もあったようなので、くれぐれもご注意くださいね。

それは危険ですね。あべさん、ありがとうございました!

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