受験生の親ができること、受験生の体調管理

受験生のいる家庭は、本人はもちろん親もあれこれ悩みがち。模試の成績に一喜一憂したり、勉強しない我が子にイライラしたり……。「うちの子、本当に合格できるかな」「親としてどうサポートしていけばよいのかな」など、あれこれ心配する人もいるのではないでしょうか。

受験生の親ができる3つのこと

高校受験や大学受験では、子どもが主体的に取り組まなければいけない面も大きいですが、「お受験」といわれる小学校受験や中学受験では親の果たす役割が大きく、パパやママのサポートはかかせません。ここでは受験生の親ができることや知っておきたい心得をご紹介します。

1.リラックスできる家庭環境づくり

合格できるか不安に思っているのは、親も受験生本人も同じ。親としては、プレッシャーをかけすぎず、子どものメンタルを気づかってあげたいところです。やみくもに「勉強しなさい」と声がけしたり、友だちや兄姉と比べたりするような発言をしても、勉強のやる気は出ません。家庭が子どもにとってリラックスできる場になるよう、明るい雰囲気を目指しましょう。子どもとのコミュニケーションを密にとり、受験への不安をとりのぞいてあげるようにします。

2.志望校や塾の情報収集

受験をとりまく環境は、年々変化しています。親の子ども時代の常識は通じないことも多いので、自分の受験時代の学校選びや勉強方法の押しつけはNG。志望校や塾を選ぶときは、親も積極的に情報収集をして関わっていくとよいでしょう。このとき、あらかじめ夫婦の教育方針をすり合わせておくと、子どもも混乱しません。もちろん、子どもの意思を尊重することも大切です。

3.スケジュールを管理

年齢によってはママが一緒に勉強の計画を立てて、子どもの勉強を見守ってあげることも必要です。とくに中学受験をする小学生は、まだまだ遊びたい盛り。塾に通わせている場合も、塾の宿題がきちんと進んでいるかなどをチェックしてあげるとよいです。

インフルエンザも予防!受験生の体調管理術

受験生にとって勉強と同じくらい大切なのが体調管理です。試験シーズンは、風邪やインフルエンザの流行時期とも重なります。親としては、次のようなことを心がけるとよいでしょう。

1.うがい・手洗い・マスクを徹底

インフルエンザの感染ルートには、空気感染と接触感染ありますが、一番注意したいのは、自分の手についたウイルスが口の中に入ることによる接触感染です。赤ちゃんのように手をなめることがなくても、素手でお菓子をつまんで口に入れたら、手をなめているのと同じ。なにかを食べる前は必ず手洗いをするように声がけを。
受験シーズンは、外出時のマスクの着用も必須。多くの人が集まる場所では室内でも着用しておくほうが安心です。
また、外出からの帰宅時には、本人だけでなく家族全員で、うがい・手洗いを徹底する事も重要です。

2.生活リズムを整える

直前や試験当日の体調不良を防ぐには、規則正しい生活を送ることが大事。生活リズムが夜型になっていると、実際の試験で実力が発揮できないこともあります。1カ月くらい前になったら朝型の生活になるよう促してあげるとよいですよ。

3.栄養バランスのよい食事を摂る

1日3回、栄養バランスのとれた食事を摂ることが、健康な体の基本。なかでも野菜や果物にふくまれるビタミン類、ヨーグルトなどにふくまれる乳酸菌などは、免疫力アップに効果があります。また、糖質(炭水化物)は脳にとって重要なエネルギー源になるので、しっかり摂るようにします。
前日や試験当日の食事には、縁起をかついだメニューを出す家庭もあると思いますが、食べ慣れていない料理だと、緊張と相まってお腹を壊してしまうこともあるので注意が必要です。

4.就寝時に加湿器を使う

寝ているときは、口・喉の粘膜が乾燥しやすくなります。乾燥すると、抵抗力が低下してウイルス感染しやすくなります。 「朝起きると喉が痛かった」という経験がある人も多いのではないでしょうか。受験シーズンは乾燥する時期なので、加湿器の使用もおすすめ。一般的に湿度60%くらいでは、インフルエンザウイルスの増殖がおさえられるといわれています。

5.家のなかのウイルスや雑菌を除菌する

受験の時期は風邪やインフルエンザの流行のピークです。病気になると体力も落ち、勉強にも支障がでるので、この時期は家の除菌を徹底して感染症にかかるリスクを減らすことが大切。勉強机など受験生がよく使う場所は、普段から除菌効果の続くスプレーやクロスを使って掃除しておくのがおすすめ。
もし、家族にインフルエンザ患者がでてしまったら、できるだけ接触を避けるようにします。患者にはリビングやキッチンの使用を控えてもらい、トイレは複数あればわけて使うと安心。インフルエンザウイルスは目には見えませんが、必ず存在しているので、患者が触ったり、咳やくしゃみをしたりした場所は、除菌効果のあるスプレーやクロスで隅々まで拭いて除菌することが重要です。意外に忘れがちなのがトイレや洗面所。とくにトイレはインフルエンザ患者がウイルスを残している可能性が高く、大腸菌の温床にもなりやすいので、共用する場合はこまめな除菌が必要。できれば持続効果のある除菌スプレーを使うと、より感染リスクをおさえられます。
ちなみに家のなかだけでなく、図書館や塾の机のような大勢の人が利用する場所にもウイルスや雑菌は多く、もし前に使った人がインフルエンザにかかっていたら大変!除菌効果の続くクロスでサッとひと拭きしてから使用すると安心です。
受験前は万全の体制で感染を予防するのがおすすめ。受験は大変なことも多いですが、やりとげた達成感もひとしお。親子の絆も深まります。

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