子どもだけじゃない!自宅介護や高齢者の感染対策
夏バテなのか、あんまり食欲がないんですよね~。
私もです…。でも食べないとバテるし、たまには料理を手抜きしちゃおうかなって思うのですが、子どもがいるから毎日手抜きするわけにもいかないんですよね。
そういえば、高齢の両親と同居している友人も同じようなことをいってました。
夏は食中毒などのリスクも高まるから、衛生面でも気を使わないといけないし。
子どもも高齢者も免疫力が弱いといいますからね。
子どもだけじゃない!高齢者の感染リスク
高齢者といえば、私の祖母が少し前に介護施設に入ったんですが、それまでずっと自宅介護だったんですよ。
それは大変でしたね。
おもに祖父が世話をしていたので老老介護になってしまい、どうしてもケアが行き届かないところもあって…。その点、介護施設は衛生面での安心感は強いですね。
感染症はこわいですね。毎年夏はO-157による食中毒でお年寄りが亡くなったというニュースを見るし、冬はインフルエンザにかかったあと肺炎で亡くなる方もいます。
最悪のケースに至らなかったとしても、寝たきりのお年寄りが食中毒になっておなかをこわすだけでもケアする家族はとても大変になってしまいますよね。高齢者のいるご家庭では感染対策をしっかりして、できるだけ健康を維持できるような環境を整えてほしいと思います。
「自宅介護」と「病院・介護施設」の違い、除菌すべき場所とは?
家庭と病院や施設の大きな違いのひとつとして、除菌などの感染対策がきちんとなされているかどうかがあると思うんです。実際、病院や介護施設に行くと、患者さんが触れるところを1日に何度もアルコールで除菌していますよ。
1日に何度も!徹底しているんですね。
本来、菌を持ち込まないことも重要なんですけど、持ち込まれることを前提にした除菌も大切です。要介護者や高齢者の方は体力が落ちていて病気に感染しやすいので、家でも除菌はしっかりやっておきたいですね。
でも自宅でそこまで頻繁に除菌するのは現実的じゃないかも…。
アルコール除菌スプレーのなかには持続効果があるものもあります。それを使えば、回数を減らせる可能性があります。スプレーならシュシュッとかけるだけなのでカンタンに除菌できます。
自宅の場合、どこを除菌すればいいですか。
まずは要介護者や高齢者がよく触るとところですね。具体的には、ベッドやテーブルまわり、ドアノブ、手すりなどです。あとは、車いすなどの介護器具も除菌しておくと安心。車いすの座面など布製のものはアルコール除菌スプレーを吹きかけるのが、ケアとしてもカンタンでおすすめです。
汗や尿漏れのにおい対策にもアルコール除菌
今年の夏は本当に暑かったですけど、菌も暑さで夏バテして弱ったりしないんですかね?
そうなったら、うれしいですけどねえ。
菌によって繁殖する条件は違いますが、高温多湿は多くの菌にとって繁殖しやすい環境といえます。40度くらいの温度ではむしろ活性化する菌もいますので、エアコンをうまく使って適度な温度と湿度を保っておくことが、快適に過ごすためにもいいと思いますよ。
快適な温度や湿度ってどれくらいなんでしょう?
人が過ごしやすく、菌の繁殖も少ないのは温度20-23度、湿度50-60%くらいだといわれています。
この暑さでエアコンをかけないと、汗をかくからにおいも気になりそうですよね。
「臭くなる」ということは「菌が増殖している」可能性が高いということなので、においがするところは気を付けたほうがいいですよ。
寝たきりのお年寄りだと、布団のなかの温度と湿度が菌の繁殖しやすい好条件になりそうな…?
それはありえますね。シーツや枕カバーに持続効果のあるアルコール除菌スプレーをかけておくといいですよ。におい対策にもなり、感染リスクをおさえる効果も期待できます。
においといえば、尿漏れのにおいを気にする方もいますね。
たまに「トイレに行くのが面倒だから水分摂取を控える」という高齢者がいますが、夏は水分と取らないと熱中症のリスクも高まって危険ですよね。
ちょっとくらいの尿漏れなら、下着に持続効果のあるアルコール除菌スプレーをかけておくだけでにおいがおさえられると思いますよ。
感染症対策としてもにおい対策としても除菌が大切なんですね。
自宅を病院や介護施設とまったく同じにすることは難しいですが、似たような環境を作る努力はしたほうがよいかなと思います。
今日の話は、祖父母と同居している友人にも伝えておきます。
私も実家の親に伝えます。ありがとうございました!
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