インフルエンザ予防に、受験生の親ができる3つのこと

受験生のいる家庭では、子どもの健康管理が重要。受験シーズンはインフルエンザの流行時期とも重なるので、受験当日や直前にインフルエンザになるのは避けたいですよね。インフルエンザの予防のポイントは3つあります。

インフルエンザ予防のための3つのポイント

1.感染源をなくす

インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされるので、身の回りのインフルエンザウイルスをなくすことが重要だといわれています。

<親ができること>

たとえ感染者がいなくても、ピークシーズンは誰かがインフルエンザウイルスを持ち込んでいる可能性があります。テーブルやドアノブ、スイッチなど、よく人が触れる場所は、インフルエンザウイルスにも効果のあるアルコール除菌スプレーやクロスを使って、こまめに掃除・除菌しておくことが大事。持続効果の高い除菌グッズを使うと、より安心です。

2.感染経路を断つ

インフルエンザは「飛沫感染」と「接触感染」でうつります。飛沫感染とは、感染者の咳やくしゃみの飛沫を吸い込むことで体内にウイルスが入り込んで感染すること。接触感染は、感染者がウイルスのついた手でドアノブやスイッチを触り、それを健康な人が触って、その手が口に触れ、ウイルスが体内に入り込み感染することです。

<親ができること>

家族分のマスクを用意し、外出時はマスクを着用させましょう。また、外出中に手にインフルエンザウイルスがつく可能性が高いので、帰宅時の手洗いを徹底しましょう。洗面所には石けんやハンドソープ、清潔なタオルの用意を忘れずに。インフルエンザは家族の誰かが感染すると、家庭内に広まることが多いので、対策は家族みんなで徹底することが大切です。

3.抵抗力をつける

インフルエンザウイルスが体内に入っても、インフルエンザが発症するかどうかは人それぞれ。ウイルスの強さや体の抵抗力によって決まります。日頃から抵抗力・免疫力を高める生活を送ることが大切です。

<親ができること>

抵抗力をアップさせるには、子どもに栄養バランスのよい食事を用意し、規則正しい生活を促してあげることが大事。ストレスも免疫力の低下につながるといわれるので、プレッシャーをかけすぎず、お子さんの力を信じて、見守ってあげたいですね。予防ワクチンを接種しておくと、症状が軽く済むなどの効果が期待できます。

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