子どものインフルエンザ感染を防ぐ7つの対策
感染力の高いインフルエンザは、家族の誰かが発症すると、兄弟姉妹、さらにパパやママなど、家族みんなにうつってしまうことも。日頃から実践できる対策には、以下のようなものがあります。
1.ワクチンを接種する
ワクチンの効果は一般的に5カ月程度。流行するウイルスの型が毎年違うので、毎年予防接種するのが理想。接種後、ワクチンの効果がでるまでには2週間程度かかるので、遅くとも12月中旬までにはうけておくと安心。大人は1回、13歳未満は2回接種が必要です。予防接種してもインフルエンザにかかることはありますが、重症化を防ぐ効果が期待されています。
2.外出をひかえる
インフルエンザが流行してきたら、人混みへでかけるのはなるべく避けたほうが無難。国立感染症研究所の「インフルエンザ流行レベルマップ」などで、流行情報のこまめなチェックを。
3.マスクをする
インフルエンザの流行シーズンに人混みへでかける場合は、マスクをしておくと、飛沫感染を防ぐ効果が期待できます。感染の疑いがある人は、マスクをするのがエチケット。感染した家族の世話をする人もマスクをつけておくとよいでしょう。
4.部屋を加湿する
湿度が低いと、ウイルスの生存率が高く、気道粘膜の防御機能も低下してしまいます。加湿器などを使って、部屋の湿度を50~60%に保っておくとウイルスが早く死滅するし、気道粘膜にも良いです。
5.規則正しい生活とバランスのよい食事
早寝早起きの習慣をつけて十分に睡眠をとり、バランスのよい食事をとることは、免疫力アップにつながります。
6.手洗い
外から帰ったときは、手洗いを必ずするようにします。手洗いは必要に応じて親がサポート。とくに、指の間や指先、手首など洗い残しの多い場所は念入りに。ねんねの赤ちゃんなら、ぬらしたタオルなどで手や顔を拭いてあげてください。
7.インフルエンザウイルスを除菌
除菌を徹底すれば、インフルエンザにかかるリスクを減らすことができます。自宅はもちろん、幼稚園や保育園、小学校、学童保育なども、普段から除菌効果のあるスプレーやクロスを使って掃除をするのがおすすめです。 家庭や園・学校内にインフルエンザ患者がでた場合、目には見えなくても、インフルエンザウイルスは必ず存在しています。患者が触ったり、咳やくしゃみをしたりした場所は、除菌効果のあるスプレーやクロスで隅々まで拭いて除菌をすることが必要です。トイレや洗面所は意外に忘れがちな場所なので注意。持続効果のある除菌スプレーを使えば、より感染リスクをおさえられます。
関連記事
-
新型コロナワクチンは打つべきですか?副反応や効果は?
-
新型コロナウイルスとは?新型肺炎の感染・予防について
-
「除菌」「抗菌」「殺菌」とは?違いをわかりやすく解説
-
新型コロナウイルスにインフルエンザ…電車のつり革に触りたくない!ちゃんと除菌や抗菌はされているの?
-
新型コロナウイルス・菌に注意!あなたのスマホ、実はトイレの便座より汚いかも!?
-
菌や新型コロナウイルス対策に「スマホが汚いって本当?」
-
主な流行時期はいつ?チェックしておきたい子どもの感染症リスト
-
新型コロナとインフルエンザの症状の違いは?同時流行への予防対策
-
冬以外でもインフルエンザが流行するのはどうして?
-
感染経路や出席停止期間は?子どものインフルエンザ
-
子どものインフルエンザ感染を防ぐ7つの対策
-
夏も冬も起こる!食中毒・感染性胃腸炎の原因と予防
-
食べ物だけじゃない!感染性胃腸炎の意外な感染源
-
実は雑菌だらけ!テーブルの除菌と清潔に保つ方法とは
-
感染症予防のための三原則
-
感染症経路の種類とは
-
接触感染を予防するために気を付けること
-
危険!水に濡らしたふきんは雑菌だらけ
-
嘔吐や熱の原因は?夏に流行する子どもの病気・感染症の種類
-
子どもや赤ちゃんの病気を予防する清潔な暮らし
-
抗菌フィルムで感染症対策、スマホ・エレベーターボタンも
-
どうしても仕事が休めない!働くママはどうする?
-
子どもが病気にならない5つの感染症対策
-
インフルエンザ予防に、受験生の親ができる3つのこと
-
インフルエンザの学級閉鎖がゼロに!驚きの研究結果とは
-
受験生のインフルエンザ対策
-
インフルエンザ予防について
-
受験生の親ができること、受験生の体調管理
-
アルコール消毒による手荒れのケアは?原因と対策
-
子どもだけじゃない!自宅介護や高齢者の感染対策
-
夏の食中毒、原因と対策