ブックという点で表紙が素晴らしくよくできています。その中に小さな白い文字で『響』と入れていることに興味を引きました。心の中のざわついた感じ、不確かだけれど何かここにあるなと思わせる写真の並べ方、それにモノクロの写真も入れています。何か写真の流れの中から、ある種の感覚が生み出されてくるという、まるで良質の写真集を見ているような気がしました。
掲載されている写真の転用は固くお断りします。