神事に登場する白馬を、幻想的かつ印象的にとらえています。人工光と思われる逆光線を上手く取り入れたことで黒い背景を演出し、次元を超えたような美しさの表現に成功しました。ちょうど頭を垂れているタイミングを狙ったことで、うなじとデコレーションがしっかり写されています。猛々しい馬であれば撮ることができない、馬の性格を理解したうえで撮られた魅力的な作品です。
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